Discography

ディスコグラフィ

1976

SOOO BAAD REVUE

1976年

SOOO BAAD REVUE

石田長生&山岸潤史のツインギター
砂川正和&北京一のツインヴォーカル
国府輝幸&チャールズ清水のツインキーボード
それらを支える、ベーカー土居(Dr)&永本忠(Ba)のリズムセクション。
当時の日本では珍しかった。8人と言う大所帯からなるバンドでした。デビューアルバムにして唯一のスタジオ盤である本作は、これも当時としては珍しいL.A録音でした。

1977

LIVE!SOOO BAAD

1977年

LIVE!SOOO BAAD

バンド解散後に発表されたLIVEアルバム。
1976年、吉祥寺武蔵野映画館(後のバウスシアター)、名古屋 東別院で録音。石田長生がリードヴォーカルを取るWhat’s Going Onが収録されています。

1983

THE VOICE & RHYTHM / THE VOICE & RHYTHM

1983年

THE VOICE & RHYTHM / THE VOICE & RHYTHM

石田長生(Vo,Gui) 金子マリ、砂川正和(Vo) 国府輝幸、渡辺悟(Key) 藤井裕(Ba) 正木五郎(Dr)の7人からなるファンクバンドのTHE VOICE & RHYTHMの1stアルバム。
キャッチフレーズは、“IT'S ONLY DANCE MUSIC”

1985

THE VOICE & RHYTHM / OHH!!!

1985年

THE VOICE & RHYTHM / OHH!!!

石田長生、藤井裕、正木五朗のトリオ編成に変革を遂げたTHE VOICE & RHYTHMの2ndアルバム。
シングルカットされた“EVERYBODY毎度! ON THE STREET”は、後にBAHOやソロライブでも演奏され続けた石田長生の定番曲です。

1992

SOLO...,SOLO...。

1992年

SOLO...,SOLO...。

数々のバンド、セッションなどを経て発表された、初のソロアルバム。
内容も“ラ・ジ・カ・セ”、“MOTHER’S SONG”などのオリジナル曲、“Round About Midnight (セロニアス・モンク)”、“ティーンエイジャー(仲井戸麗市)”と言ったカバー曲までバラエティーに富んでいます。

MOUTH & FINGERS

1992年

MOUTH & FINGERS

ソロアルバム、第2弾。
このアルバムからシングルカットされた“BOAT CLUB ROAD”には、コーラスに忌野清志郎が参加。

1995

JUKE BOX

1995年

JUKE BOX

全曲カバーと言う8曲入りのミニアルバム。
BOOKER T.& MG'sに始まり、RCサクセション、ブルーハーツ、THE BANDなど石田長生ならではの選曲が楽しめます。

BROTHERS AND SISTERS

1995年

BROTHERS AND SISTERS

3枚目のオリジナルソロアルバム。
タイトル曲“BROTHERS AND SISTERS”は、常にライブで演奏されていた石田長生の代表曲。

1996

DICTIONARY

1996年

DICTIONARY

未発表曲“TONIGHT TONIGHT”を含むメルダック時代のベストアルバム。
オムニバスアルバム“江戸屋百歌撰-子-”に収録されていた汚職も再収録されています。

1997

SOUL FINGERS

1997年

SOUL FINGERS

未発表曲1曲を含む、インストナンバーだけを集めたベストアルバム。
未発表曲“Give and No take”は、石田長生がジャマイカに行った際感じたボブ・マーレーへのリスペクトから作られた曲。

2002

D.N.A

2002年

D.N.A

オリジナルアルバムとしては7年ぶりに発表されたアルバム。
その間、活動拠点を東京に移したりギター一本の弾き語りライブを増やしたり色々な変化がありました。アルバムは、石田長生ならではのバラエティーに富んだ曲と益々切れ味鋭いギタープレイが聞かれます。

2003

トレスアミーゴス

2003年

トレスアミーゴス

清水興(Ba)、中村岳(カホン)と共に結成したバンド“トレスアミーゴス”のミニアルバム。
西岡恭蔵の名曲“アフリカの月”石田長生の和訳による“IKO IKO”などを7曲を収録。

2006

ISHIYAN

2006年

ISHIYAN

自らのニックネームをタイトルに冠したソロアルバム。
書き下ろし新曲が10曲、日本語詞のカバー曲が2曲と言う構成。ヴァン・モリソンの“Crazy Love”の和訳は石田本人によるものです。

2007

Boninの島

2007年

Boninの島

ライブで行った小笠原諸島にすっかり魅了されて作ったアルバム。
島に伝わる伝承歌を石田流アレンジで演奏した曲とオリジナル曲で構成されています。タイトル曲の“Boninの島”は、現在も小笠原で歌い継がれています。

2016

The Best Of Ishiyan

2016年

The Best Of Ishiyan

Char監修のもとに編集された、2枚組ベスト・アルバム。
ソーバッド・レヴュー、ザ・ヴォイス&リズム、BAHO、トレスアミーゴス、そして9枚のソロアルバムの中から厳選。さらに、未発表のライブ音源(石田長生ソロ・ソーバッドレヴュー・BAHO)Charのために書き下ろした“ニッポン Char,Char,Char”の石田長生ヴォーカルヴァージョンを加えた全27曲を収録。

Profile

プロフィール

石田 長生

Ishida Osamu

1952年7月25日、大阪府八尾市で生まれる。10代の頃より関西のロック、ジャズシーンで活躍。1975年に単身渡米。メンフィスでハイレコードのスタジオに出入りし、ウィリー・ミッチェル、ドン・ブライアント等と交流しレコーディング方法などを学ぶ。帰国後の翼年、山岸潤史らと “ソー・バッド・レビュー” を結成。日本のロック、ソウルシーンに大きなインパクトを与えた。

その後も “GAS” “ザ・ボイス&リズム” などのバンド活動、西岡恭蔵・加川良・亀渕由香等、優れたプロデュース能力で多くのアーティストに関わる傍ら、ランディ・クロフォード、オーティス・クレイ、アン・ピーブルス等の、錚々たる海外ミュージシャンとも共演を果たしていく。

1989年、Charとのアコースティック・デュオ “BAHO” を結成。米国MTVのアンプラグドに先んじて日本にアコースティック・ブームを引き起こし、その卓越した腕前とセンス、ユーモア溢れるライブで一世を風靡する。さらに1992年、満を辞してソロ・デビューし以後7枚のソロ・アルバムを発表。

1996年、活動の拠点を東京に移し「石やん一人旅」で全国を、また南米(ブラジル、アルゼンチン、ペルー)や南太平洋(サモア、トンガ、フィジー)及びジャマイカ、メキシコを飛び回り演奏を展開。2003年には阪神タイガースの球団公認応援歌「嵐は西から」の作詞・作曲・プロデユースを手掛けた(この年、阪神タイガースは見事18年ぶりのリーグ優勝を果たす!)。同年秋には、清水興・中村岳とともにトレスアミーゴスとしてニューアルバム発表、 2004年初頭にはサークルKのテレビCMにトレスアミーゴスとして出演。またこの年、小笠原諸島にてライブを行った事をきっかけに小笠原に魅せられ、その後十数回に渡り渡航。ライブ活動を行い現地の人達との交流を深め、オリジナル小笠原島唄 “Boninの島” を作詞作曲。

2006年、4年半ぶりのソロ・アルバム「Ishiyan」と、小笠原諸島をテーマとしたコンセプトアルバム「Boninの島」を同時制作し、それぞれ 2006年11月と2007年5月にリリース。また2007年6月には小笠原諸島父島、母島それぞれの返還祭へ招待され、Boninの島などを披露。島の唄の名手、大平京子さんとも共演。以降もソロ活動と並行して、Charとの “BAHO”、木村充揮、有山じゅんじとの “平成トリオ”、NANIWA EXPの清水興らとの“トレスアミーゴス”、三宅伸治との “ヘモグロビンデュオ” などの様々なユニットで精力的に活動を続けた。

幅広い世代のミュージシャン達から支持を集め、まだまだこれからという矢先、2015年7月に急逝。あまりにも突然の他界に、数多くの音楽関係者達が彼の死を悼んだ。2016年、盟友であるギタリスト・Char監修のもと、ベストアルバム『The Best of Ishiyan』が発表された。