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プロフィール
石田 長生
Ishida Osamu
1952年7月25日、大阪府八尾市で生まれる。10代の頃より関西のロック、ジャズシーンで活躍。1975年に単身渡米。メンフィスでハイレコードのスタジオに出入りし、ウィリー・ミッチェル、ドン・ブライアント等と交流しレコーディング方法などを学ぶ。帰国後の翼年、山岸潤史らと “ソー・バッド・レビュー” を結成。日本のロック、ソウルシーンに大きなインパクトを与えた。
その後も “GAS” “ザ・ボイス&リズム” などのバンド活動、西岡恭蔵・加川良・亀渕由香等、優れたプロデュース能力で多くのアーティストに関わる傍ら、ランディ・クロフォード、オーティス・クレイ、アン・ピーブルス等の、錚々たる海外ミュージシャンとも共演を果たしていく。
1989年、Charとのアコースティック・デュオ “BAHO” を結成。米国MTVのアンプラグドに先んじて日本にアコースティック・ブームを引き起こし、その卓越した腕前とセンス、ユーモア溢れるライブで一世を風靡する。さらに1992年、満を辞してソロ・デビューし以後7枚のソロ・アルバムを発表。
1996年、活動の拠点を東京に移し「石やん一人旅」で全国を、また南米(ブラジル、アルゼンチン、ペルー)や南太平洋(サモア、トンガ、フィジー)及びジャマイカ、メキシコを飛び回り演奏を展開。2003年には阪神タイガースの球団公認応援歌「嵐は西から」の作詞・作曲・プロデユースを手掛けた(この年、阪神タイガースは見事18年ぶりのリーグ優勝を果たす!)。同年秋には、清水興・中村岳とともにトレスアミーゴスとしてニューアルバム発表、 2004年初頭にはサークルKのテレビCMにトレスアミーゴスとして出演。またこの年、小笠原諸島にてライブを行った事をきっかけに小笠原に魅せられ、その後十数回に渡り渡航。ライブ活動を行い現地の人達との交流を深め、オリジナル小笠原島唄 “Boninの島” を作詞作曲。
2006年、4年半ぶりのソロ・アルバム「Ishiyan」と、小笠原諸島をテーマとしたコンセプトアルバム「Boninの島」を同時制作し、それぞれ 2006年11月と2007年5月にリリース。また2007年6月には小笠原諸島父島、母島それぞれの返還祭へ招待され、Boninの島などを披露。島の唄の名手、大平京子さんとも共演。以降もソロ活動と並行して、Charとの “BAHO”、木村充揮、有山じゅんじとの “平成トリオ”、NANIWA EXPの清水興らとの“トレスアミーゴス”、三宅伸治との “ヘモグロビンデュオ” などの様々なユニットで精力的に活動を続けた。
幅広い世代のミュージシャン達から支持を集め、まだまだこれからという矢先、2015年7月に急逝。あまりにも突然の他界に、数多くの音楽関係者達が彼の死を悼んだ。2016年、盟友であるギタリスト・Char監修のもと、ベストアルバム『The Best of Ishiyan』が発表された。